2006年 12月 07日
GAMBA style06最終章 |
Jリーグ最終節の浦和との直接対決。
開幕と同じこのカードが優勝を賭けて両者の雌雄を決するものになる、
そんな予感を抱いていたGAMBAサポも多かったと思う。
プレシーズンに赤のチームに敗北を喫し、リターンマッチや!と
意気込んで観戦に訪れた万博ホームの開幕戦では
後半一方的にボール支配するもドロー。
今シーズンのGAMBAスタイルの完成形をもって対峙するだろうラスト・マッチで
どちらが強いのか白黒つけたろうやないか!とその時、鼻息も荒く思ったものだ。
…白黒つきました。
いやぁ、レッズは強い…。
3点差が必要なGAMBAが攻めに出て前掛かりになっていた時間帯
虚を突いたカウンターでやられたとはいえ、
あの得点機に確実に点を取る勝負強さ。
満身創痍の闘莉王を筆頭に守備への集中も凄まじい。
GAMBAは播戸の突破からの折り返しを相手の寄せをあざ笑うかのように
右足ヒールでシザースしながらゴールに流し込んだマグノ・アウベスの
おしゃれな1点目、そこまでは逆転優勝の夢を見させてくれたのだが。
ただ優勝は無理になっても最後まで“勝利”めざして闘ったGAMBAを讃えたい。
優勝決定戦に相応しい締まった好ゲームを展開してくれた。
昨年ともひと味違う娯楽性に富んだGAMBAスタイル06は
レッズサポの眼にもしっかり焼き付いた筈。
まぁ、レッズ優勝の引き立て役に甘んじた格好ではあるけど。
シーズンを振り返ると、思い起こすも恥ずかしいあの夏の記憶…
A3チャンピオンシップ、ウルサン戦での記録的大敗。(0−6)
そこで目が覚めたか。リーグ戦後半の快進撃。
フェルナンジーニョを捨てて、播戸を起用。
これにより前線からの守備が強化。
マグノが広範囲に動けるスペースも出来たと思う。
何より決定力のあるFW2枚が揃い、更に爆発的な得点力が増した。
しかし遠藤の離脱は痛かった。
あの時期の失速さえなければ結果はどうなっていたか…
ここ数年GAMBAのパスサッカー熟成の歩みは、遠藤とともにあったのだ。
二川の急成長はあっても、彼の域にはまだ及ばない。
巷で言われるほどGAMBAの選手層が薄いとは思わない。
それはあくまで浦和に比べて、の話である。
ただ遠藤は替えの利かないプレーヤーなのだ。
浦和だって闘莉王が長期欠場してたらばどうなっていたか。
来期に目を向ければ、
宮本が遂に海外移籍!の噂。
スピードに脆いシジクレイの立場も微妙と聞く。
キャプテン山口を中心にDFラインの再構築は急を要する。
はたまた甲府からバレーを穫る、とか。
マグロン以来のターゲットマンを据えるのか。
一度チームを分解してメンテナンスを施し
新たなパーツを組み込んでゆく西野流。
GAMBAのstyleをつくる愉しみを、来年も共に味わえることだろう。
そして将来。
浦和がビッグクラブ=MAN. U志向?なら
GAMBAが目指す理想型はPSVだろうか。
蘭国内では現在無敵の感があるし、欧州でも健闘を見せる。
ロマーリオ、ロナウド、ファン・ニステルローイ、ケジュマン、ロッベン…
過去にこのチームを巣立ったプレーヤーにはビッグネームがズラッと並ぶ。
そうそう、朴智星も忘れてはならない。
スポンサーである国際電機メーカー、フィリップスの
企業城下町アイントホーフェンに根を下ろし、
たとえ選手が毎年入れ替わろうとも、身の丈経営で
コンスタントによい成績を残すこのオランダの名門は
GAMBAにとって格好のお手本ではなかろうか。
北摂ならではのスマートさがウリのGAMBAが
ベタベタコテコテの大阪を代表するビッグクラブへと
成長する可能性は残念ながら、低い。
どちらかというとハラハラドキドキなジェットコースター的昇降で
サポーターの愛憎を増幅させるセレッソの方が大阪の顔に成るやも知れぬ。
だからこそ堅実な?(笑)クラブの色を鮮明にすべく、
PSVに学ぶべきだと思うのだ。
残念ながら来期の大阪ダービーは無いけれども
生まれ変わったセレッソと相見える再来年以降の対決を楽しみに待ちたい。
開幕と同じこのカードが優勝を賭けて両者の雌雄を決するものになる、
そんな予感を抱いていたGAMBAサポも多かったと思う。
プレシーズンに赤のチームに敗北を喫し、リターンマッチや!と
意気込んで観戦に訪れた万博ホームの開幕戦では
後半一方的にボール支配するもドロー。
今シーズンのGAMBAスタイルの完成形をもって対峙するだろうラスト・マッチで
どちらが強いのか白黒つけたろうやないか!とその時、鼻息も荒く思ったものだ。
…白黒つきました。
いやぁ、レッズは強い…。
3点差が必要なGAMBAが攻めに出て前掛かりになっていた時間帯
虚を突いたカウンターでやられたとはいえ、
あの得点機に確実に点を取る勝負強さ。
満身創痍の闘莉王を筆頭に守備への集中も凄まじい。
GAMBAは播戸の突破からの折り返しを相手の寄せをあざ笑うかのように
右足ヒールでシザースしながらゴールに流し込んだマグノ・アウベスの
おしゃれな1点目、そこまでは逆転優勝の夢を見させてくれたのだが。
ただ優勝は無理になっても最後まで“勝利”めざして闘ったGAMBAを讃えたい。
優勝決定戦に相応しい締まった好ゲームを展開してくれた。
昨年ともひと味違う娯楽性に富んだGAMBAスタイル06は
レッズサポの眼にもしっかり焼き付いた筈。
まぁ、レッズ優勝の引き立て役に甘んじた格好ではあるけど。
シーズンを振り返ると、思い起こすも恥ずかしいあの夏の記憶…
A3チャンピオンシップ、ウルサン戦での記録的大敗。(0−6)
そこで目が覚めたか。リーグ戦後半の快進撃。
フェルナンジーニョを捨てて、播戸を起用。
これにより前線からの守備が強化。
マグノが広範囲に動けるスペースも出来たと思う。
何より決定力のあるFW2枚が揃い、更に爆発的な得点力が増した。
しかし遠藤の離脱は痛かった。
あの時期の失速さえなければ結果はどうなっていたか…
ここ数年GAMBAのパスサッカー熟成の歩みは、遠藤とともにあったのだ。
二川の急成長はあっても、彼の域にはまだ及ばない。
巷で言われるほどGAMBAの選手層が薄いとは思わない。
それはあくまで浦和に比べて、の話である。
ただ遠藤は替えの利かないプレーヤーなのだ。
浦和だって闘莉王が長期欠場してたらばどうなっていたか。
来期に目を向ければ、
宮本が遂に海外移籍!の噂。
スピードに脆いシジクレイの立場も微妙と聞く。
キャプテン山口を中心にDFラインの再構築は急を要する。
はたまた甲府からバレーを穫る、とか。
マグロン以来のターゲットマンを据えるのか。
一度チームを分解してメンテナンスを施し
新たなパーツを組み込んでゆく西野流。
GAMBAのstyleをつくる愉しみを、来年も共に味わえることだろう。
そして将来。
浦和がビッグクラブ=MAN. U志向?なら
GAMBAが目指す理想型はPSVだろうか。
蘭国内では現在無敵の感があるし、欧州でも健闘を見せる。
ロマーリオ、ロナウド、ファン・ニステルローイ、ケジュマン、ロッベン…
過去にこのチームを巣立ったプレーヤーにはビッグネームがズラッと並ぶ。
そうそう、朴智星も忘れてはならない。
スポンサーである国際電機メーカー、フィリップスの
企業城下町アイントホーフェンに根を下ろし、
たとえ選手が毎年入れ替わろうとも、身の丈経営で
コンスタントによい成績を残すこのオランダの名門は
GAMBAにとって格好のお手本ではなかろうか。
北摂ならではのスマートさがウリのGAMBAが
ベタベタコテコテの大阪を代表するビッグクラブへと
成長する可能性は残念ながら、低い。
どちらかというとハラハラドキドキなジェットコースター的昇降で
サポーターの愛憎を増幅させるセレッソの方が大阪の顔に成るやも知れぬ。
だからこそ堅実な?(笑)クラブの色を鮮明にすべく、
PSVに学ぶべきだと思うのだ。
残念ながら来期の大阪ダービーは無いけれども
生まれ変わったセレッソと相見える再来年以降の対決を楽しみに待ちたい。
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by footle
| 2006-12-07 16:22
| GAMBA GAMBA